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サクラとアリのおいしい関係

2020.04.15

こんにちは。高塚(たま)です。

あっという間に、桜の季節も終わりに近づいていますね。

春の陽気が気持ちよくて外でお昼寝したくなります。

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学園の桜たちは《ヤエザクラ》の花がわずかに残り

《イトウコムロザクラ》や《カワヅザクラ》がたわわに実をつけはじめました。

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もう少したつと、売っているサクランボのように

ぷくぷくした美味しそうな実になるのですが・・・

なんと食べてみると激すっぱ苦い!!!要注意です。

 

そんな桜ですが、この時期になると

葉っぱに「アリ」が群がっていることがあります。

よーく葉っぱを観察すると、付け根のほうにイボのようなものがみられます。

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サクラの葉《蜜線》

これは「蜜線(みつせん)」といい

そこから表面にうっすらとつく程度に蜜がでてきます。

この蜜はアリの大好物。

アリは蜜をもらう代わりに、葉についた昆虫の卵や幼虫を巣に持ち帰ることで

害虫から守ってくれる役割を果たしています。

 

植物と虫の「おいしい関係」がうまく成り立ってるんです^^

 

サクラの魅力は花の時期だけでありません。

ちょっとだけ視点を変えてみれば

「お?これは?」となるような、面白い発見が見つかるかもしれないですね◎